JAVA:NPO法人 動物実験の廃止を求める会(Japan Anti-Vivisection Association)

ENGLISH

知ってください - 動物の命を守るために -

JAVA ホーム > 動物実験のこと > 化粧品でも動物が犠牲に

美しさに犠牲はいらない-Beauty Without Cruelty

シャンプーや口紅と引きかえにウサギやモルモット、マウス、ラットといったたくさんの動物たちが殺されていることを、あなたは知っていますか?
化粧品や日用品の毒性を調べるために犠牲となっているのです。
あなたの笑顔の裏に、血の涙を流しているウサギがいます。

Draize1
PETA

眼刺激性試験

ウサギの片方の眼に、試験物質を点眼し、どのような刺激があるかを観察する実験です。
ウサギは、眼を手足でこすらないように頭だけが出る拘束器に入れられ、まぶたをクリップなどで固定されたまま、3~4日間も痛みに耐え続けなければなりません。麻酔もかけられていないためあまりの痛みから大暴れして、首の骨を折って死んでしまうこと
もあります。ウサギは、涙腺の発達が悪いため試験物質が流されにくい、声をあげて鳴かない、大きさが手ごろである、といった理由からこの実験に用いられてきました。
しかし、解剖学的、生理学的なヒトの眼との違いや、研究施設間で試験結果にバラつきが多いことなどから、信頼性に欠けるとの批判が多くあります。

draze-buav
©BUAV

皮膚刺激性試験

化粧品の成分によって、皮膚が炎症を起す状態を観察するための実験で、一次刺激性試験と連続刺激性試験があります。
ウサギやモルモットは毛を剃られ、皮膚に試験物質を塗られます。一次刺激性試験は3日間、連続刺激性試験は2週間にわたって行なわれます。わざと皮膚に傷をつけられてから試験物質を塗られる場合もあり、炎症を起こし、骨が見えるほど大きくただれることもあります。
その他にも、強制的に試験物質を食べさせられる、皮膚にクリームなどの試験薬を塗布され紫外線を当てられる、といった残酷な動物実験が行われています。実験後は全ての動物が殺処分されます。

skin-rat
©ONE VOICE

世界の流れ-EUでは禁止に

欧米では、1970年代頃から「美しさのために動物を犠牲にしたくない」という消費者による化粧品の動物実験反対運動が盛んで、動物実験はしないと宣言するメーカーをたくさん生みだしてきました。そして、その声は政治をも動かしました。

  • 1993年/  欧州議会が決議 化粧品の動物実験を段階的に禁止
  • 1997年~/オランダ、ドイツ、オーストリア、イギリスなどのEU加盟国が、自国の法律にて化粧品の動物実験を禁止や廃止へ
  • 2004年/  EU域内での、化粧品の完成品の動物実験禁止
  • 2009年/  EU域内での、化粧品原料の動物実験禁止
    EU域外で動物実験がされた化粧品の完成品と原料の、EU域内での、販売(取引)禁止(一部例外あり)
  • 2013年3月11日/化粧品(完成品、原料、原料の組み合わせ)の動物実験が例外なく完全禁止となる

そして、EUに続くようにノルウェーや、クロアチア、イスラエル、インド、ブラジルのサンパウロ州なども禁止になりました。
さらに、米国、ブラジル、オーストラリアといった国々では、禁止にしようとする法案が出され、動物実験のなくなる日がそう遠くないと想像できます。

このように国際社会では化粧品の動物実験は廃止の方向に向かい始めています。ところが、日本ではいまだに大手をはじめとした多くの化粧品メーカーが動物実験を続け、消費者はそれを知らずに購入しているのが現状です。EUのように、多くの消費者が反対の声をあげれば、日本でも動物実験はなくせるのです。

cosme-peta
PETA

動物実験に代わる代替法

市民の動物実験に反対する気運が高まり、動物実験に代わる試験方法が開発されるようになりました。培養細胞や人工皮膚モデルを使って化学物質の毒性を調べたり、コンピュータシミュレーションから毒性を推定するなど、生きた動物を使用しない試験方法です。

倫理面からだけではなく、科学的にも経済的にも多くの利点があります。

  • 経費と時間を大幅に削減できる
  • 動物のように体質や性格など個体差がなく、様々な環境設定ができる
  • ヒトと動物の間には種の違いという障壁があるが、ヒトの細胞を使って、直接人間の安全性を調べることもできる
  • 試験物質や有毒廃棄物が少量ですみ、環境保護や実験者の安全性向上につながる

代替法は化粧品だけでなく、医薬品や他の化学薬品にも応用が可能です。欧米諸国では代替法開発に向けた取り組みが国レベルで行われていますが、日本政府は大幅に立ち遅れています。
私たち市民が今以上に動物実験の問題に目を向け、代替法への関心と期待を高めていくことも大切です。

cosme5
(財)食品薬品安全センター

動物を救うためにあなたができること

動物実験していないメーカーの化粧品を選び、動物実験をしているメーカーの化粧品は買わない

usagi動物実験しているメーカーから製品を買うことは、あなた自身が動物実験をサポートしていることに他なりません。
「動物実験をやめるまで買いません」
動物の命を大切にしたいという思いとともに、買わないという意思をそのメーカーに伝えてください。

動物実験していないメーカーを応援してください。
「動物実験しないポリシーを支持します」
動物実験をしていないメーカーを支えてユーザーを増やすことが、動物実験廃止へとつながります。

メーカーが動物実験を続ける最大の理由は、化粧品のためにたくさんの動物が犠牲になっていることを知らない消費者が多いこと。
この事実を、あなたの周りの人に知らせてください。

“ 動物を犠牲にしない”思いやりのある選択を!それはあなたをもっと綺麗にしてくれるはず

ページ上部へ戻る

SAVE RABBITS!: ウサギを救え! 化粧品の動物実験反対キャンペーン

たくさんのウサギやモルモットたちが、化粧品のために犠牲となっています。

もっと見る

動物実験についての内部告発をお待ちしています

企業や学術機関など密室で行われている動物実験の実態をご存じでしたら、ぜひ情報をお寄せください。告発者の方の秘密は厳守いたします。ぜひ勇気をもってご連絡を!