JAVA:NPO法人 動物実験の廃止を求める会(Japan Anti-Vivisection Association)

ENGLISH

知ってください - 動物の命を守るために -

JAVA ホーム > 動物実験のこと > 動物実験はまちがっている

動物と人間はこんなに違う

  • 14の家庭用品について目の炎症の持続時間に関するウサギのデータをヒトのデータと比較したところ、18倍から250倍もの違いがあった。
  • ミルリノンという急性心不全治療剤は、人工的に心疾患を誘発したラットでは生存率をあげたが、ヒトでは30%の致死率増を招くことになった。
  • 抗ウィルス薬フィアルリジンは、動物実験で安全が確認されたにもかかわらず臨床試験では15人中7人に肝疾患を誘発し、うち5人が死亡、2人が肝移植を要した。
  • バイオックスという関節炎治療薬は、動物実験では心臓に安全で有益であるとされたが、市販後32万人が心臓発作や心不全を起こし、うち14万人が死亡したため、2004年に全世界の市場から回収されるに至った。
    (以上、MRMC発行 「A Critical Look at Animal Experimentation」, 2006年より)

  • 米メルク社のワクチンは、サルのHIV感染を防ぐことはできたが、ヒトでは効果がなかった。この2007年のメルク社のエイズワクチンの失敗の後、米国立アレルギー感染症研究所は、現在用いられているアカゲザルを用いたシステムでは潜在的なワクチンの予測はできず、「役に立っていない」事実を認めた。
  • 1980年の時点で、マウスなどげっ歯類に対して発がん性を有する化学物質は約1,600種類あったが、そのうちヒトに対しても発がん性があったのはたった15種類であった。
    (以上、Ray Greek and Niall Shanks著 「FAQS ABOUT THE USE OF ANIMALS IN SCIENCE A handbook for the scientifically perplexed」, 2009年より)

  • 2006年、モノクロナール抗体(TGN1412)の臨床試験では、6人の若いボランティアが重症となり瀕死状態に陥った。そのうち1人は後につま先の切断を余儀なくされた。この試験に先立って行なわれた動物実験では臨床試験の500倍もの量をサル投与していたが、これら重度の副作用を予測できなかった。
    (BUAV発行「What is wrong with animal experiments? A guide for students」より)
  • 突然変異物質を見つけるサルモネラ菌テスト(エームス法)で、ラットの細胞のかわりにヒトの細胞を使うと、結果が大きく異なることがわかった。魚の焼きこげ物質の変異の起こしやすさは数十倍も過大評価されていた一方、ディーゼルガス中の成分などは、過小評価されていた可能性がある。調べたのは、化学・製薬企業ら25社と、薬開発研究のため米国のヒト臓器をあっせんするHAB協議会が参加したグループ。
    (『朝日新聞』2001.5.31)
  • 理化学研究所などでつくる国際共同研究チームがチンパンジーの22番染色体とヒトの染色体を比較した結果、ゲノム(全遺伝子情報)の暗号文字(塩基配列)の違いは約5%だったが、それを基に作られる遺伝子は8割以上で違いが見つかった。研究チームは「両者は進化の隣人と呼ばれるが違いは想像以上に大きい。ヒトへの進化をもたらした遺伝子の解明は簡単ではない」と話している。
    (『毎日新聞ネットニュース』2004.5.27)


「良い科学と悪い科学」 アンドレ・メナシュ博士 (約8分30秒 日本語字幕あり)
動物実験に反対しているフランスの科学者の団体Antidote Europeの理事兼CEO(最高経営責任者)であるアンドレ・メナシュ博士が、動物実験は「悪い科学」として、科学的な観点から、動物実験の問題点とそれに代わる手段をわかりやすく説明しているビデオです。
※画面下のツールバー(カーソルをあてると表示されます)にて『字幕(キャプション)』をオンにして日本語を選択してください。

なぜ動物実験を続けるの?

rat syringe

monkey-buavRD.jpg

©CFI/R&D

多くの問題があるのに、なぜ動物実験は続けられているのでしょうか。

動物実験は既存の動物モデルを使って簡単に結果を出し、研究を発表できます。そして、その研究発表は、研究者に地位や名誉、給料などの利益をもたらすだけでなく、国から受ける研究の補助金とも密接に結びついています。つまり、動物実験の存続(存廃)は、研究者にとって死活に関わる重大な問題なのです。
また、動物実験産業は、産学双方の分野で多くの人が関心を寄せる巨額ビジネスでもあることから、変わらずに続いていく仕組みになっているのです。
そのため、研究者たちは、さまざまなメディアを利用して自分たちの研究や動物実験を賞賛したり、国会議員に売り込んだりして動物実験を続けています。
何より、多くの研究者は「動物を使用した方法が従来のやり方であり、当然」と考え、社会の大部分の人が「動物実験が医学の進歩に必要だ」と信じている、つまり、動物実験を肯定する世論がまだまだ高いことが、動物実験を続けさせてしまっているのです。

(参考)Ray Greek and Niall Shanks, “FAQS ABOUT THE USE OF ANIMALS IN SCIENCE A handbook for the scientifically perplexed”, 2009年

ページ上部へ戻る

SAVE RABBITS!: ウサギを救え! 化粧品の動物実験反対キャンペーン

たくさんのウサギやモルモットたちが、化粧品のために犠牲となっています。

もっと見る

動物実験についての内部告発をお待ちしています

企業や学術機関など密室で行われている動物実験の実態をご存じでしたら、ぜひ情報をお寄せください。告発者の方の秘密は厳守いたします。ぜひ勇気をもってご連絡を!