※2003年に行ったキャンペーン

海外トピックス

類人猿の実験使用が禁止になる/スウェーデン

スウェーデンの農業委員会は、2003年6月から類人猿と9種類のテナガザルの実験使用を禁止すると発表した。
1998年にできたイギリスの「類人猿実験禁止令」と同じように、現在スウェーデンでは類人猿とテナガザルは、実際には実験に使われていない。しかし、この法律ができたことは大きな前進である。

医学部で生きた動物の使用を止める/カナダ

ブリティッシュ・コロンビア大学医学部では、2003年9月から生きた動物を授業で使うことを止めると発表した。医学部長のジョン・カーンズ氏は、「屠畜場から送られてくる動物の細胞組織は使うが、生体は使用しない。動物の替わりにロボットやコンピューターの模型を使う。」と述べた。
カナダでは、ニューファンドランド州のウエスターン・オンタリオ大学とメモリアル大学だけが、依然として生体を授業で使用している。
なお、アメリカでは126校ある大学の医学部のうち、生体を使っているのは34校である。

動物実験「代替法」の大学院を創設/オランダ

ユトレヒト大学の生命科学部と化学工学部では、動物実験に替わる代替法を研究するための大学院を創設した。4年間の理学士コースの最初の2年間を終了すれば、学生は動物を使わないカリキュラムを選択し、代替法を学ぶことができる。
このカリキュラムには、細胞組織の研究や模型作製、倫理学などの教科が組み込まれている。最も力を入れているのは、化学、製薬の産業分野を対象とした研究である。

ペットの実験使用を禁止する法律/カルフォルニア州

カルフォルニア州では、ペットとして飼われていた犬や猫を、動物収容施設から研究を目的として売却することを禁止する法律が上程された。この法案が通過すれば、動物収容施設から研究者へ提供、売却することを禁止した14州の仲間入りをすることになる。
*EUでは、EU指針によって、ペットだった動物の実験使用は禁止されています。