|
「大学が主催する子供を対象にした夏休みの体験学習で、メダカを使った洗剤の実験を行う」との情報をつかみました。
セミナーの内容
この体験学習は、「家庭で使用している洗剤をメダカやミジンコの入ったビーカーへ入れ、どの洗剤が悪影響を与えるのかを確かめる」という内容で、岩手大学が参加者する子供の募集を行っていました。
環境問題の根本とは
地球規模で進行している環境汚染の現実を、洗剤という身近なものから子供たちに教えていくことは大切なことです。しかし、この環境問題に取り組む前提には、"地球上のあらゆる生命を尊重する心"が培われていることが不可欠です。人間以外の他の小さな生命に向けるやさしい心なくしては、環境問題の根本を捉えることはできないはずです。
ところが、岩手大学のセミナーは、その大切にすべき小さな命を殺すことから始めています。これは明らかに環境問題に取り組む趣旨から逸脱しているだけでなく、逆に、「メダカくらいなら、殺してもかまわない」と、小さな命を踏みにじることを子供たちに教えているも同然です。
子供の心へのダメージ
犬や猫だけでなく金魚やメダカを大切に飼っている子供も多く、そのようなやさしい心をもった子供たちに、メダカを殺す残酷な実験を見せつけることは、子供の心に深い傷を残します。またそれは、教育者・先生・大人に対する不信感につながる恐れもあり、登校拒否などの深刻な事態になることさえも懸念されます。現に、以前の実験においては、メダカが殺されていく様子を見せつけられ涙を流した子供がいたと大学側は話しています。
それにもかかわらず、子供の心を傷つけたことへの何の反省もなく、「最小の犠牲はしかたない」と言い放ち、その後も同じ内容のセミナーを行い続けるとは、言語道断です。国立大学としてあるまじきその教育方法に、JAVAは強い抗議を行いました。
|