牛の首を切り、放血させる・・・
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一人の女子学生は、この残酷な殺処分方法に対して、勇気を振り絞り、「せめて麻酔を打って欲しい」と学長に直訴しました。しかし、彼女の訴えを学長は黙殺し、この残酷な方法を続けました。女子学生は、日々、行われる牛の虐殺のことで悩み続け、昨年10月末、首をつり自殺をしたのです。彼女の死後も大学は何ら改善を行っていません。
動物愛護法の第40条第1項において、「動物を殺さなければならない場合には、できる限りその動物に苦痛を与えない方法によってしなければならない」と定められており、同法に基づく「動物の処分方法に関する指針」の第3 処分動物の処分方法においては、「処分方法は、できる限り処分動物に苦痛のない方法を用いて意識喪失の状態にし・・・」とあります。そして、「苦痛」の定義として、肉体的な痛みだけでなく、精神的苦悩、恐怖、不安等も含まれると定められています。
動物愛護法第44条第1項において、みだりに愛護動物を殺すことが禁じられているにも拘らず、酪農学園大学では、年間約500頭にものぼる数の牛が虐殺の犠牲となっているのです。
現在、JAVAでは、刑事告発とは別に、酪農学園大に対して、即時改善を要請していますが、全国には16の獣医大学があり、酪農学園大以外でも、同様の方法をとっている大学があると思われます。
この酪農学園大学への活動は、獣医学教育における動物実験を廃止させるための第一歩となる重要な活動と考えています。
【酪農学園大学】 学長:谷山弘行
〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地
Tel: 011-386-1111(代表)
Fax: 011-386-1214(代表)
E-mail:koho@rakuno.ac.jp(広報)
【札幌地方検察庁】
〒060-0042北海道札幌市中央区大通西12丁目
札幌第3合同庁舎12階
告訴・告発に関するお問い合わせ先:
特別刑事捜査官室TEL 011‐261‐9369
E-mail:https://www.kensatsu.go.jp/kensatsumail/feedback.php?id=048
にアクセスするとメールフォームが表示されます。
酪農学園大学の牛の虐殺の問題については、JAVAは、日本にとどまらず、海外にも情報を発信していました。日本の獣医大学でも動物の犠牲のない教育プログラムを実現させるために、代替法教育の専門家の協力を強く求めました。
その要請に対し、BUAV(英国動物実験廃止連盟)が、カリフォルニア大学デイビス校の獣医学名誉教授 Nedim C.Buyukmihci 博士を紹介してくれました。博士はBUAVのコンサルタントをされています。
博士はJAVAへの協力を快諾くださり、酪農学園大学や関係機関に対し、酪農学園大学の方法を批判し、代替法による教育を求める意見書を送ってくださいました。
また、アメリカの動物福祉のために活動する獣医学の専門家団体Humane Society Veterinary Medical Association(HSVMA)も酪農学園大学に対し同様の意見書を提出してくれました。