海外では早くから化粧品の動物実験にNOの声
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化粧品のために動物実験が行われていることを知った欧米の消費者たちが、「動物実験している化粧品は使いたくない!」と声をあげるようになったのは1980年代。動物愛護団体や消費者団体が大々的に「残酷さのない美しさを!(Cruelty-Free)」といったキャンペーンを展開し、一人ひとりの消費者からもメーカーに動物実験反対の声がたくさん届けられるようになりました。

欧米メーカーの英断
その結果、多くの化粧品メーカーが、自社の動物実験に対する方針を見直すようになりました。「わが社の製品は動物実験を行なっておりません」「化粧品開発のための動物実験に反対します」などと宣言するメーカーや、動物実験しないことを創立の方針に掲げるメーカーがたくさん登場しました。自然食品店、自然雑貨店などには、動物実験していない化粧品が自然環境に配慮した製品とおなじ棚にならべられ、多くの消費者が、「動物を実験の犠牲にしたかどうか」という基準で商品を選べるようになりました。

法律でも『動物実験ダメ』
そういった市民・国民の要望が届き、ヨーロッパでは法律で化粧品の動物実験を規制する動きが起こります。EU(欧州連合)では1993年、将来的にEU圏内での動物実験を全廃しようという法案が可決し、加盟国各国、たとえばオランダでは1997年に、ドイツ、英国では1998年に、オーストリアでは1999年に、化粧品開発のための動物実験を禁止する国内法が制定されました。現段階では、EUにおいて、化粧品のための動物実験の禁止および動物実験をした化粧品の販売禁止は、2009年に実現する見通しとなっています。

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