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<米国>「無作為に実験動物を仕入れるB級業者」は減少しているがまだゼロではない

2014年12月1日

学術機関の米国科学アカデミーは、2009年に、「Random Source Class B Dealer(無作為に実験動物を仕入れるB級業者)から入手した動物は、NIH(国立衛生研究所)が資金提供する研究には不要である」と断じる報告書を出した。それに伴い、NIHは、そのような業者から入手した犬や猫を使った研究に対する助成金は徐々に減額していくという方針を発表した。この方針は、犬については2014年10月に、猫については2012年に実施された。

アメリカ全土で営業しているこのようなB級業者の数は、かつては数百人いたが、現在では、ほんの一握りが残っているのみである。ごく最近では、B級業者ケネス・シュローダーが、不正に7頭の犬を入手し、適切な飼育場所も整備せず、法律に定められている農務省検査官の記録の点検や施設への立ち入りを拒否したことで「動物福祉法の意図的違反」を犯したとして告訴された。シュローダーの免許は農務省によって取り消され、もはや実験室への犬猫の販売はできなくなっている。

たしかにこのようなB級業者を拒否する数は増え続けているが、残った少数の業者を一掃することは長く困難な道のりである。例えば、2013年、行政法判事は、B級業者ジェームズ・ウーデンバーグには、農務省の告訴状に述べられたような動物福祉法やそれに伴う規定違反はなかったとしたのである。農務省は控訴したが、裁判官は2014年9月、ウーデンバーグは不法に動物を入手したが、動物福祉法違反を続けた件については、単なる停止命令で十分であるという判決を下した。

不法な事業が処罰されないまま放置されるのを許すこの判決は、このような業者に免許を与えて規制するというやり方は廃止すべきであることを明確に示している。議会は「ペットの安全と保護法案」を可決し、このような動物業者を業界から永久に追い出すようにすべきである。

「Random Source Class B Dealers: Down But Not Out」
AAVS AV magazine 2014 No.1-3より
(翻訳:JAVA翻訳チーム)

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