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<米国>動物から“ヒトの臓器”採取

2017年7月7日

動物から“ヒトの臓器”を採取する

カリフォルニア州サンディエゴ郊外にある生物医学系のSalk研究所は、動物の胚でヒトの細胞を成長させ、ヒトへの移植用臓器を採取する研究をしている。このような異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっている状態はキメラと呼ばれており、この分野の研究は大きな議論を招いている。最近の研究では、200頭以上のブタに侵襲的外科手術を行ったが、1,000以上もの胚が十分に発生せず死んだ。研究者は、得られた胚の成長状態を評価すると、半分以上に成長の遅れが見られること、さらにキメラの中にヒトの細胞を同定することは稀であることも認めている。これについて科学者は、ヒトの妊娠期間(280日)がブタの妊娠期間(114日)の倍以上あることが、この理由であろうと述べている。
2015年、米国国立衛生研究所(NIH)は動物の胚にヒトの細胞を注入することを含む研究への出資停止を発表。科学の在り方、倫理的問題、動物福祉上の懸念を考慮する必要があると述べた。しかし、Salkのキメラ研究は民間から資金を得ており、NIHの方針は適用されず研究は続けられる。

ブタさん

AV Magazine 2017/Number 1
(American Anti-Vivisection Society)

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