化粧品の動物実験の禁止を求める請願署名にご協力ください!

JAVA、PEACE、アニマルライツセンターの3団体は、2013年に「美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会」(CFB)を立ち上げ、化粧品の動物実験をなくすための取り組みを連携して行っています。
これまで私たちは、国内の化粧品メーカーに対し動物実験の廃止を求める活動を行ってきて、その結果、大手を含む多くの化粧品メーカーが現在では動物実験を廃止しています。しかしながら、日本で販売される化粧品すべてに「クルエルティフリー(動物実験されていない)」を実現するためには、どうしても法的禁止が必要です。EUは2013年、化粧品の動物実験の完全禁止を実現しました。現在では、何らかの形で化粧品の動物実験を禁止する国は、世界45か国に広がっています。
そして、現在、日本の国会でも、超党派の国会議員で構成される「動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟」の中に「化粧品の動物実験廃止ワーキングチーム」が設立され、検討が進められています。
私たちは、この国会での動きを支持し、日本でも法的禁止を実現するため、衆参両院議長にあてた請願署名を立ち上げました。
【この請願で求めている2点】
- 日本国内における化粧品のための動物実験の実施を禁止する法律をつくってください。
- その法律の施行日以降、原材料及び製品に関して動物実験が行われた化粧品を日本国内で販売することも禁止してください。
これにより、国内で製造される化粧品だけではなく、輸入品についても禁止が実現します。
〆 第一次集約期限 2026年4月30日 着
- 国会が受け付けるのは紙の自筆署名のみです。署名用紙にご記入の上、下記へご郵送ください(FAX、メールは不可)。
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29 番31号 清桜703
NPO法人 JAVA署名係 TEL 03-5456-9311 - 日本以外の国籍の方でも、日本国内にご住所があればご署名いただけます。
- 署名集約のためにお預かりした個人情報は、衆議院議長/参議院議長への提出以外の目的には使用しません。
- 用紙が足りない場合はコピーするか、ダウンロードしてご利用ください。(白色のA4サイズの用紙に片面印刷)
1人でも多くの方のご賛同をお願いします。
また、この署名の拡散にもご協力をお願いします!

主な請願理由
■ 諸外国の禁止
必要性のない実験で動物に苦痛を与えることは許されないという強い世論によって、すでに世界 45か国で化粧品の動物実験の法的禁止が導入されています。
■ 輸出への影響
EU やカナダ、インド、メキシコ、チリなどでは、動物実験が行われた化粧品の販売も併せて禁止しており、施行日以降に動物実験が行われた製品を、それらの国へ輸出することはできません。輸出を行う日本のメーカーも、対応を迫られてきました。
■ 国内世論の支持
化粧品のために動物を犠牲にしたくないとする消費者は日本でも74.4%にのぼります(2023年ARC調査)。日本製品がクルエルティフリーとなることで市場における付加価値を高めることができます。
■ 企業努力への後押し
「動物実験を行っている企業から買いたくない」という消費者のニーズに応えるためには、原料メーカーに対しても法的に禁止されているほうが、化粧品メーカーも原料の仕入れが容易になります。
■ 国際的な評価
化粧品に動物実験が許される「動物保護後進国」として評価されることは、日本製品のイメージを低下させ、ESG 投資を逃すことにもつながります。
■ 科学的な問題
動物実験のデータは必ず人に当てはまるわけではありません。種差があります。
■ 動物を用いない試験法の促進
日本は国際的に認められた動物実験代替法の普及と利用が遅れており、禁止することで利用を促すことができます。また、動物によらない新しい試験法の開発促進は、2025 年、政府の「健康・医療戦略」にも盛り込まれました。
「動物実験をしているメーカーから化粧品を買いたくない」
「原材料についても、動物実験されていない化粧品を選びたい」
「動物実験されているのかどうかが、店頭ではよくわからない」
こうした思いを解決し、動物の犠牲をなくすには、法律での禁止が最も近道です。
ぜひ1人でも多くの方のご協力をよろしくお願いいたします!
署名実施団体:美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会
<構成団体>
NPO 法人動物実験の廃止を求める会
認定NPO 法人アニマルライツセンター
PEACE命の搾取ではなく尊厳を
