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Good News! 富士フイルム、基礎研究も含め化粧品の動物実験廃止

2016年3月16日

「アスタリフト」で有名な富士フイルムが、「化粧品(医薬部外品含む)の商品開発に際し、外部委託も含めて動物を用いた試験は行っていない」という方針を公式ウェブサイトに掲載したことについて、JAVAを含む3つの動物保護団体で構成する「美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会」(CFB)がその真偽について確認を求めていたところ、2016年3月3日付の書面にて

化粧品・医薬部外品の完成品・原材料ともに、外部委託を含め、動物実験を行っていない。また基礎研究においても実施していない

との回答を得ることができました。

富士フイルムは、JAVAが2013年3月に行った調査に対して「医薬部外品において将来的に動物実験を実施する可能性が皆無ではない」という趣旨の回答をしていましたが、安全確保技術の進歩や消費者の要望、業界動向などを踏まえて、2015年6月より、新たな方針をウェブサイトに掲載するに至ったとのことです。

ただし、輸入化粧品に対して動物実験を課している中国への輸出や、化粧品による事故が発生した場合の原因究明など、動物実験を例外的に行う条件設定は、これまで動物実験廃止を表明した大手企業と同様です。また、富士フイルムが取り扱う化粧品以外の製品に対して動物実験が行われている場合がありますので、これらは今後の活動課題と考えています。

それでも、化粧品の基礎研究や新規原料を市場に出すための国に対する薬事申請なども含め、化粧品分野における動物実験の原則廃止が確認できたことは大きな前進です!

原料調達でも「動物実験なし」徹底を要望

この回答を受け、CFBでは富士フイルムに対し、消費者の要望や業界動向等を踏まえて化粧品の動物実験を今後も行わないとした決断を確かなものとするためにも、調達する化粧品等原料に動物実験が行われることのないように、また、富士フイルムとしてだけではなくグループ全体として対応するように、以下を要望しました。

  1. 富士フイルムとしてだけではなく、富士フイルムグループとして、品質方針の中に「化粧品の動物実験に関する考え方」を導入してください。
  2. 富士フイルムグループとして、期限を定め、その日以降に動物実験が行われた原料は調達しないとする「動物実験していない化粧品等原料」の調達方針を新たに策定するなどして、貴社の「化粧品の動物実験に関する考え方」を取引先に周知徹底し、調達する原料に対しても動物実験が行われていないことを保証してください。
  3. 富士フイルムグループが調達における取引先に対して求める「重要なCSR項目」のなかに、化粧品(医薬部外品を含む)に対する動物実験の廃止を示す項目を追加してください。

富士フイルムへあなたの声を!

2015年4月に化粧品の動物実験廃止を公表した花王グループがCFBの要望を受け、「(取引先に対し)動物実験の有無等の状況を新たな書式の書面ですべて確認することによって『動物実験していない原料調達』を徹底することとした」として、2015年秋から順次実施し始めました。
ぜひ富士フイルムに対して、花王同様、動物実験がされていない原料調達を徹底してほしいと要望してください!

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