JAVA:NPO法人 動物実験の廃止を求める会(Japan Anti-Vivisection Association)

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アサヒグループホールディングスに、食品・飲料、化粧品、日用品分野での動物実験の〈完全廃止〉を求めよう!

2020年5月12日  

31,419筆の署名を郵送提出しました。
「廃止」の回答を得るまでキャンペーンは継続します。

2020年5月12日、〆切としていた5月10日中に集まった署名31,419筆分の署名と、キャンペーンページに寄せられたコメントをすべてプリントアウトし、アサヒグループホールディングス株式会社小路社長あてに郵送で提出しました。
短期間にご賛同をいただいた皆さま、シェアしてくださった皆さま、どうもありがとうございましたスタッフ一同お礼申し上げます。
本来でしたら、責任をもって直接アサヒグループに持参して提出すべきところですが、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、郵送による提出となりましたことを、どうかご理解ください。

私たちJAVA324日付でアサヒグループに提出している要望書の回答期限は今月末です。
それまでに、アサヒグループが真に動物実験を廃止するのか、消費者の声に反して動物実験を強硬に続行するのか、その経営判断が下されます。

この署名がその判断に大きな一石を投じることになると確信していますが、油断はできません。どうか引き続き、皆さまの“おうち時間”のなかで、アサヒグループに直接「動物実験をやめて」という消費者の声を届けてくださるよう、再度お願い申し上げます。

【アサヒグループホールディングス株式会社への意見・要望の送付先】
https://www.asahibeer.co.jp/web-service/asahig-hd/customer/contact_us/form.wsp.html?CMD=onForm

そして引き続きアサヒグループへのプレッシャーとなるよう、このキャンペーンをシェアしてください。どうぞよろしくお願いします!

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2020年4月11日

アサヒグループホールディングスに、食品・飲料、化粧品、日用品分野での動物実験の〈完全廃止〉を求めよう!

【 署名にご協力ください 】

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新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、今夏に開催が予定されていた「東京2020オリンピック・パラリンピック」は1年の延期が確定しましたが、その「東京2020」のゴールドパートナーであるアサヒビールを擁する「アサヒグループホールディングス株式会社」(以下、アサヒグループ)が、4月6日、動物実験を行わないというポリシーを同社公式ウェブサイトに公開しました。

アサヒグループの動物実験に対する基本姿勢

アサヒグループは、食品・飲料および化粧品の分野において、法律上明確に義務付けられていない動物実験への資金拠出、動物実験の実施、動物実験の委託は行いません。

https://rd.asahigroup-holdings.com/research/region/material/#animalExptLink

このポリシーには、落とし穴があります。

■アサヒグループの除外規定とは

JAVAでは2020年1月、アサヒグループに面会を申し入れ、2月21日に担当者ら3名と面談、動物実験をめぐるアサヒグループの対応について説明を受けました。
その経緯は、米国に本拠を置く世界有数の動物保護団PETAからの要請を受けて2018年8月、「法律上明確に義務付けられている範囲を除いて」動物実験の廃止に同意した、というもので、廃止の例外としている「法律上義務付けられている」動物実験とは次のとおりであるとのことでした。

① 市販後の事故等、公衆衛生上の説明責任が生じた場合
② 諸外国の制度上法的要件(EUのNovel Food、アメリカのGRASなど)とされている場合
③ 国に対する各種許可申請、届出等(食品:消費者庁への特定保健用食品の許可申請、機能性表示食品の届出、化粧品:化粧品基準改正要請、医薬部外品の製造販売承認申請 他)

このうち①と②について、JAVAはこれまでの化粧品企業や食品企業に対する働きかけのなかで「一企業の努力では回避できない」ものだとして、廃止の例外として認めてきましたが、③については「企業努力で廃止が可能である」として認められないとしてきました。むしろこれを例外として認めてしまっては、企業に都合のよい解釈のもと、動物実験の縮小どころか拡大を許すことになるかもしれないからです。
JAVAは、面談の場でこの③の動物実験についても廃止を求めたのに加え、面談後の3月24日、アサヒグループ社長あてに「食品・飲料、化粧品、日用品分野における動物実験廃止を求める要望書」を提出しました。※アサヒグループから要望書内の一部について訂正あり

■トクホと機能性表示食品の動物実験とは

いま、食品業界で最も開発が華やかな分野、それが〈特定保健用食品(トクホ)〉と〈機能性表示食品〉です。
この2つは、消費者庁に対して許可申請(トクホ)や届出(機能性表示食品)が必要なのですが、トクホにしろ機能性表示食品にしろ、いままで多くの人に食べられてきたものやヒト試験でデータが得られているもので商品開発すれば動物実験を行う必要はありません。一方、いままで食された経験が少ないものやヒトでのデータがない、新規性のあるものを使って商品を開発しようとするのであれば、安全性データや機能性を示すデータが必要になってくるわけですが、その“オプション”のために「動物実験が法律上義務付けられているので仕方がない」というように、アサヒグループは言い訳をしているのです。
「健康寿命の延伸」という大義名分のもと、いまの食品業界は食べ物に不自然な〈機能性〉を添加して新商品を展開し特許をとって利益を得る、そのために本来不要であるはずの動物実験が行われる、というわけなのです。

参考
特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項
機能性表示食品の届出等に関するガイドライン

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※アサヒグループが行った動物実験の写真ではありません

■他社はトクホや機能性表示食品の動物実験も廃止している

JAVAでは、1990年代より化粧品分野の動物実験廃止に取り組んできましたが、この数年は、食品分野についても、食品メーカーに対して面会を申し入れ、書面でのやり取りもしくは直接会って動物実験に対する対応について確認を行い、その旨を公表してきました。

私たちとのやり取りのなかで、キッコーマンは、商品の製造過程における安全性や機能性などの確認に限らず基礎研究も含めすべての動物実験を廃止することを確約しました。当初「トクホの許可申請時に消費者庁から動物実験を要求された場合は行う」としていたヤクルト本社も、私たちからの要望を受け、このケースについても行わないことを書面にて確約しました。
また、日清食品グループ、不二製油グループ、キユーピーは、「食経験を優先し、今後もしトクホの新商品を出すことになった場合でも、動物実験ではない方法によるデータで許可申請を行う」(日清)、「効能があるかもしれないと考えられる素材や成分の探索のための動物実験がなかなか手放せなかったがこれも廃止に踏み切った」(不二製油)、「動物実験が必要になるような素材の開発などには踏み込まないような商品設計で進めている」(キユーピー)というように、〈トクホ〉や〈機能性表示食品〉のための動物実験は、形式上「法律上義務付けられた実験」であったとしても、「やらない」というスタンスを明確にしており、企業努力で回避できることを証明しています。
ところがアサヒグループは、これらの企業が廃止できた動物実験を「廃止の対象外」としています。したがって、アサヒグループの「動物実験は行わない」というポリシーは不十分であり、私たちはこれを評価することができません。

※JAVAを含む3つの動物保護団体で構成する「美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会」としての働きかけ

■署名にご協力ください!

JAVAからの要望書に対する回答は、アサヒグループの意向で、新型コロナウイルス感染拡大への対応を考慮して、その回答期限を4月10日から5月末まで延長しました。
いま世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。
いまはそれどころではないというご批判もあるかもしれません。
しかし、この1カ月半という時間のなかでアサヒグループの経営判断が下されます。影響力のある大企業が、本当の意味で動物実験から撤退すれば、それは業界の常識となっていくはずです。そのため、JAVAではアサヒグループに対する署名活動をスタートさせました。この1カ月半に、どうか一人でも多くの人に署名キャンペーンにご賛同いただきたいと思っています。
ご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いします!

【Change.orgの署名キャンペーン】
http://chng.it/7XrJNfkfDm

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【アサヒグループホールディングス株式会社への意見・要望の送付先】
https://www.asahibeer.co.jp/web-service/asahig-hd/customer/contact_us/form.wsp.html?CMD=onForm

■アサヒグループの主な商品

主なグループ会社名 主な商品
アサヒビール(株) スーパードライ、もぎたてSTRONG、贅沢搾り、かのか
ニッカウヰスキー(株) ブラックニッカ、竹鶴、余市
アサヒ飲料(株) 三ツ矢サイダー、カルピス、ワンダ、十六茶、ウィルキンソン、おいしい水、バヤリーズ
アサヒグループ食品(株) ミンティア、クリーム玄米ブラン、1本満足バー、ディアナチュラ、エビオス、素肌のしずく
アサヒカルピスウェルネス(株) アレルケア

■アサヒグループがこれまで行ってきた動物実験(オンラインで確認できるもののみ、一部)

 機能性表示食品の届出のために行った毒性試験 

「カラダカルピス」スパークリング
独自の乳酸菌が体脂肪を減らすという機能を謳う商品。この乳酸菌の反復投与毒性試験として雌雄各6匹のラットに乳酸菌を90日間経口投与。試験後解剖して処分。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41904290020501

「はたらくアタマに/Welch’s(ウェルチ)」スマートスタート
年齢とともに低下する認知機能の一つである注意力の維持に役立つとされる「ラクトノナデカペプチド」を機能性成分とした果汁飲料。急性毒性試験として雌雄各5匹のラットに強制的に経口投与。反復投与毒性試験として雌雄各6匹のラットに4週間強制的に経口投与。試験後解剖して処分。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42002180320501

 自社の研究所での基礎応用研究もしくは大学等との共同研究 

「りんごポリフェノール(AP)」が脂肪蓄積を抑制する効果があることを調べるためにラットを用いて給餌実験。通常エサと高脂肪エサ、高脂肪エサ+AP、高脂肪エサ+茶カテキンのグループで10週間飼育。実験後は解剖して睾丸周囲、腎臓周囲、及び腸間膜からなる脂肪組織重量を測定するなどしてのち処分。弘前大学との共同研究、2004年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/10.html

同じく「りんごポリフェノール」に筋力アップ効果があることを調べるためにラットを用いて給餌実験。通常エサ、通常エサ+AP0.5%、通常エサ+AP5%のグループで3週間飼育、連続運動をさせる。実験後は解剖して脂肪重量測定などしてのち処分。今後、運動選手向けスポーツフーズ素材として応用が期待されるとしている。日本体育大学大学院との共同研究、2004年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/13.html

同じく「りんごポリフェノール」の寿命延長効果を調べるためのマウスを使った実験。ある抗酸化酵素をわざと欠損させて心筋症を発症させるように人為的に作り出された老化モデルマウス(平均寿命4-5か月)55匹を2グループに分けて通常の水とAPを含む水をそれぞれ与え、生存期間を比較。2007年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/19.html

同じく「りんごポリフェノール」を摂取することで血管に脂肪がたまりにくくすることを調べるための実験。遺伝的に高血圧になりやすく脂肪分の多いエサを食べると血管に脂肪がたまりやすいように人為的に作り出された高血圧自然発症ラットに高脂肪エサ、高脂肪エサ+AP0.5%をそれぞれ与え2週間飼育し、血管の様子を比較。2010年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/22.html
なお、APについては、リンゴの未熟果から高純度ポリフェノールを抽出精製する方法についてアサヒグループが特許を保有(取得当時はニッカウヰスキー)

L-92乳酸菌が、夏の暑さによる免疫力低下に対して効果があることを示すため、ラットを3グループに分けた給餌実験。①室温22度+通常エサ、②室温35度+通常エサ、③室温35度+通常エサ+乳酸菌で、高温のなか3日間ラットは耐え続けなければならない。2016年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/25.html

ホップの苞(ホウ)から抽出される「ホップポリフェノール」の機能性研究として、大腸菌O-157が作り出す毒素を無毒化する効果を確認するために、生後10~12週の白色ウサギの小腸を6~8cmごとに結紮(けっさつ:縛って結ぶこと)し、個々の袋部分に毒素とホップポリフェノール溶液を注入して出血性の下痢症に近い状況をウサギの腸内で再現した。千葉大学大学院との共同研究。2003年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/09.html

ビール酵母エキスが肉体疲労を予防する効果を調べるため、マウスを10匹ずつ5グループに分け、それぞれ濃度の異なる酵母エキス水溶液を10日間摂取させたあと、マウスを1分間2回転する直径37cmの回転かごに入れて180分間強制的に歩行運動させたあと、肉体疲労度を測定。東北薬科大学との共同研究。2004年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/11.html

乾燥ビール酵母の肥満抑制効果を調べるために、2グループ各30匹のマウスを、雌雄とも、離乳直後の3週齢から人間の50歳前後に相当する16カ月齢まで、通常エサとビール酵母を添加したエサとでそれぞれ飼育(1年4カ月)。1か月ごとに6匹を解剖し、血液、内臓脂肪、腸内微生物等、生理学的な影響を調べた。2003年学会発表。
https://rd.asahigroup-holdings.com/research/report/07.html

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