JAVA:NPO法人 動物実験の廃止を求める会(Japan Anti-Vivisection Association)

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伊藤園が動物実験廃止へ

伊藤園、動物使用する実験廃止へ 

【3月24日 AFP】

飲料大手の伊藤園(Ito En)は23日、緑茶や飲料製品の健康への有効性を証明するために行うこともあった動物実験を廃止したと明らかにした。
同社の広報は声明で、動物を使わない実験に切り替えるとコストが増えるかもしれないが、動物保護はいまや世界中の流れとなっていると説明した。

動物保護団体は歓迎している。国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」は、伊藤園は「健康を看板にしたうたい文句でお茶製品を販促するため、求められていない動物実験をしていた」が、日本の消費財大手としては動物実験を全廃した初の企業だろうと評価し、他社もこの「進歩的な」事例に倣うべきだとの談話を発表した。

食品から化粧品まで消費者製品のほとんどは、人間が使用した場合の安全性を確認するために何らかの試験を行っている。(c)AFP

(AFPBB Newsより)

このニュースについては、JAVAと協力関係にあるPETAアジア支部からJAVAの事務局に一報が入りました。PETAアジア支部は長年、伊藤園に動物実験廃止を働きかけていました。

PETAアジア支部からの通報を受けて、早速、JAVAも伊藤園に対して、独自に事実確認のための質問状の提出や電話での情報収集などを行いました。

●「緑茶や飲料製品の健康への有効性を証明するために行うこともあった動物実験を廃止した」というAFP通信の報道は事実に間違いない。
●伊藤園及び伊藤園グループ全体においての動物実験は、例外なく廃止する。
●廃止実施日は、2010年5月1日より。
●ただし、公的機関が、原や製品の安全性を証明するために動物実験を要請する場合には、第三者機関に依拠する。
●廃止決定について伊藤園自らが公表する予定はない。

今後、場合によっては、動物実験を第三者機関に委託する可能性があるため、手放しで喜ぶことができませんが、伊藤園には委託先に代替法による安全性試験を求めていただきたいと思います。また、今回の廃止決定を広く公表すれば、企業のイメージアップや動物実験をしていない製品を求めている多くの消費者からの支持に繋がるはずであり、記者会見やHPへの掲載などをして、積極的に公表するよう勧めたいものです。
しかしながら、大手企業である伊藤園の「動物実験廃止」決断は、他の日本の飲料メーカーをはじめ、動物実験を続ける企業に一石を投じました。

今後、企業のこういった流れを大きく広めていくため、さらに公的機関を代替法の推進、採用に積極的にさせるためには、「動物実験はやめて」という私たち消費者の声が必要であることは言うまでもありません。これからも、動物実験をしていない製品を企業に求めていきましょう。

(JAVA NEWS NO.84より)

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