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<米国>20年以上の活動の結果、軍医学校が動物の使用を廃止

2014年5月23日

PCRMは20年以上にわたり、米国唯一の軍医学校であるUSUHS(軍保健科学大学)に対し、医学生の教育に動物の使用を止めるよう求めてきた。その結果、2013年9月3日、ついにUSUHSのDr.マックマニグル(医学博士、米国内科学会上級会員)がPCRMの教育担当Dr.ピピン宛てに、「医学部課程の研修に生きた動物は使用しない」と正式に表明した。米国やカナダの大多数の医学部では動物の使用から倫理的にも教育的にも優れたヒトをベースにした実習に移行してきているが、ついにUSUHSもその一員に加わった

1980年代半ば、USUHSはビーグルを射撃する実習計画を発表して大ニュースとなり、世論の激しい抗議を受け中止した。しかし、通常の医学部課程の一環として犬を用いた別の実験は行っていた。軍律上の規範から、医学生は参加拒否も転校することもできなかった。

1991年、PCRMの要請で、国家軍事委員会のメンバー11人が、動物を使った実験授業の代替案を検討すること、そして、参加するか否かは学生の意思を尊重することを大学に求めた。しかし、USUHSは方針を変えなかった。その後、PCRMは、国防総省に要望書を提出し、可能な場合は動物を使わない代替法を用いるという2005年の“国防総省指令”に基づいて動物の使用を廃止するよう訴えた。そして今回の成果につながった。

今後PCRMは、いまだに生きた動物を使用しているミシシッピ大学、ジョンズ・ホプキンス大学などの4つの医学部に対し、動物を使わない方法へ移行するよう働きかけていく。

「Decades-Long Campaign Ends Animal Use at Military Medical School」
PCRM Good Medicine Autumn 2013 by Physicians Committee for Responsible Medicineより

(翻訳:JAVA翻訳チーム)

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