JAVA:NPO法人 動物実験の廃止を求める会(Japan Anti-Vivisection Association)

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<米国>大手製薬会社、小動物の強制水泳テストを廃止

PETA*の要請を受け、製薬会社として世界トップ20位に入るアストラゼネカとノボノルディスクの両社が、マウスおよび他の小動物を使用した強制水泳テストを行わないことに同意した。また業界大手のロシュ製薬も同テストを止めると述べている。ジョンソン・アンド・ジョンソンとアッヴィは、既にこの残酷なテストを廃止し、このテストへの資金提供も行わないと決断している。
この実験は、水の入った脱出不可能な容器に小動物を落とし、出口を探して必死にもがく様子を観察するものである。動物は容器を登る、出口を求めて水中へ潜るなどを試みながら、ひたすら浮き上がろうともがく。この実験の目的は、ヒトのうつ状態の研究と言われているが、この分野の専門家らは、溺れないよう必死に手足を動かして水をかき続ける動物を観察して得られた結果の有効性を疑問視している。

PETAの脳神経学者エミリー・トランネル博士は、この実験を批判する論文を専門誌Brain Stimulationに発表した。ラットの強制水泳テストが、ヒトのうつ状態の研究に寄与するとした論文の著者に対し博士は、「動物の行動をどのように解釈すべきかという課題や行動テストの科学性を否定している」と指摘。さらに、「強制水泳テストのようなナンセンスな実験に動物を使用することは、ヒトに対する効果的な新しい治療法の開発と発展を妨げる、無視できない要因である」「科学者は、このような時代遅れの手法を捨て、ヒトに関連した研究方法に目を向けるべき」と主張し、「具体的には、患者の細胞を用いて患者に適した医薬品を開発する方法や、ヒトの心身に基づいたコンピュータモデルの活用などがある」と述べている。
PETAは、ブリストル・マイヤーズ、スクイブ、イーライリリー、ファイザーにも、業界に影響を及す優れたリーダーとして、強制水泳テストを廃止するよう働きかけている。

※PETA:People for the Ethical Treatment of Animals(動物の倫理的扱いを求める人々)/米国に本部を置く動物保護団体


PETAウェブサイト
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