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<米国>コヨーテ・ドライブ ―残虐性に満ちた狩猟コンテスト―

2014年5月23日

米国では年中どこかでコヨーテ狩りコンテストが行われている。この事実を知る人はほとんどいないだろう。コンテストでは、最も多くコヨーテを殺したハンターに賞金や賞品が与えられる。妊娠中のコヨーテも標的にされる。ハンターは「体の一部」、つまり両耳、尻尾、足、もしくは胎児などの証拠を見せる必要がある。

2013年のバレンタインデー前の週末、カリフォルニア州北東の小さな町エイディンに、毎年恒例のコヨーテ狩りコンテスト「コヨーテ・ドライブ」に参加するため約240名が集まった。そして42頭のコヨーテが犠牲となった。

7年目を迎えるこのコンテストが国内メディアの注目を集めると、カリフォルニア州魚類野生生物局(CDFW)とカリフォルニア州魚類鳥獣委員会(CFGC)には20,000件を超える手紙、メール、電話による抗議が寄せられた。
米国の動物保護団体AWIの野生動物に関するコンサルタント、カミラ・フォックス氏は、AWI、コヨーテを守る活動をしている“プロジェクト・コヨーテ”、カリフォルニア州住民100万人以上を代表する24の野生動物保護団体の先頭に立って、コンテストの反対をCFGCで訴えた。「コンテストと称して野生動物を殺すとは倫理的に正当化できることではない。このコンテストは生きた動物がいる射撃練習場にほかならず、野生動物は無価値であると言っているのも同然である。我々はもちろんコヨーテ狩り自体の倫理や価値観にも反対している。しかし本来ならばハンターも含む誰しもが、賞品を賭けた狩猟などを容認してはならないのである。このコンテストを通して子どもたちに伝えられる教訓とは一体何なのか。自分たちに問いかけてほしい」

「私たちがこの狩猟コンテストを止めさせることができない理由は、法律をすり抜けて不当なコヨーテ狩りができてしまうシステムがあるからなのです」とフォックス氏は言う。「死んだコヨーテは本来死ぬ必要などなかったのです。犠牲になったコヨーテに代わり、私はここに誓います。かつて『歌う犬』と呼ばれ親しまれた彼らを守るため、理不尽な野生動物の殺戮をストップさせるべく今後も反対活動に取リ組むことを」

「Coyote Drive Makes Contest out of Cruelty」
AWI Quarterly Spring 2013 Vol.62 No.2 by Animal Welfare Instituteより

(翻訳:JAVA翻訳チーム)

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