JAVA:NPO法人 動物実験の廃止を求める会(Japan Anti-Vivisection Association)

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お知らせ

JAVAの最新情報をお知らせするコーナーです。進行中の活動、パネル展やイベントなどのご案内、これまでの活動・成果などをご紹介していきます。

<オーストラリア>ファーとアンゴラウールの使用をやめるブランドやデザイナーが続々と登場

2014年12月1日

オーストラリアのファッションブランドAje.(アジェ)は、今後一切ファーおよびアンゴラウールを使用しないことを宣言した。

米国の動物保護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々)のアジア支部が、アンゴラウール生産の世界シェア9割を占める中国のアンゴラ農場の潜入調査を行い、毛をむしられて鳴き叫ぶアンゴラウサギの映像を撮影して公開した。その映像がAje.(アジェ)の今回の決断につながった。カーリーハンター、アウレリオ・コスタレラ、アレクシー・フリーマン、ナターシャ・ガン、ジョージ・ウーなど多くのオーストラリアのファッションデザイナーもまた、アンゴラウールとファーを使用する商品をラインから外すと発表している。

 PETA’s Animal Times Issue 3, 2014より

JAVA、2件の解剖をやめさせる

子どもたちに解剖をさせてはならない
JAVA、2件の解剖をやめさせる

青少年による凶悪犯罪やいじめなどが大きな社会問題となり、「命の大切さ」を子どもに伝えることが一層重要視されています。それにもかかわらず、大人たちが子どもに、動物を切り刻み、殺すという残虐行為「解剖」をさせることが後を絶ちません。今回、JAVAは小学生対象の2件の解剖について取り組み、やめさせることができました。

ケース1/小学校の授業でカエルの解剖

神奈川県横須賀市にある「横須賀学院小学校」で、2013年、小学6年生を対象にしたカエルの解剖授業が行われたことがわかりました。この小学校のウェブサイトには、「解剖すなわち『命を学ぶ』授業です。」「切り取っても動き続けるカエルの心臓に、子どもたちの驚きと畏敬の念の混じった眼差しがありました。」など、教師が書いたと思われる報告が出ていました。

 

ケース2/自治体の子ども向けイベントで魚の解剖

東京都新宿区(以下、区)が小学生対象イベント「神田川をしらべよう!」のなかで、神田川の水や川底にいる生き物を調べるといった企画とともに、「魚の解剖 (魚のからだのしくみについて学ぼう)」も企画され、区の広報誌やウェブサイトで参加者募集が行われました。
この企画に疑問を持ち、問い合わせた市民の方からは以下の情報が寄せられました。

  •  解剖の対象となる魚は、神田川からとるのではなく、別に入手するもの。
  •  定員20人。解剖では5人に1匹の魚が配られる。
  •  生きている魚に麻酔かなにかの薬で大人しくさせて、体を切り開き、動いている心臓など体の中を観察する。
  •  解剖の指導は、区の職員ではなく、外部の先生が指導する。
  •  企画・主催のみどり公園課みどりの係は、「命の大切さを教えることにもなる」と説明している。

解剖は義務付けられてはいない

JAVAではこれまで多くの学校の解剖実習を廃止させてきました。しかし、残念ながら、授業の一貫としてまだ実施しているところがあります。文部科学省の学習指導要領では、解剖実習は義務付けられていません。解剖をさせるか、解剖以外の方法で学ばせるかは学校や担当教師の判断で決めることができるのです。

海外では解剖を禁止する国もある

欧米では、従来は動物実験が必要不可欠と考えられていた大学の獣医学部や医学部においてさえも、「動物を殺す非人道的な教育を拒否する権利」を多くの学生たちが主張し始めた結果、動物実験を廃止して代替法を用いる学校が急増しました。すでに米国とカナダでは、獣医学校の約69%以上(32校中22校)が動物を犠牲にする実験・実習をしないで卒業できるようになっており、医学校の約99%(197校中196校)には生きた動物を用いるカリキュラムがありません。
初等中等教育での生体解剖実習については、英国、ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、デンマーク、フランスなどでは、法律で禁止するなどの規制を設けているほどです。

動物虐待と凶悪犯罪には深い関連性がある

『動物の愛護及び管理に関する法律』は、1999年に初めての改正がなされましたが、この改正法が早期制定に至った背景には、頻発する青少年による凶悪事件があります。幼女惨殺事件の宮崎勤元死刑囚、神戸の幼児殺人事件のA少年、さらには、佐賀のバスジャック事件の犯人の少年などが、殺人事件を犯すその前段階において、小動物の虐待を行っていたという事実が判明したからです。また、2002年の子猫を虐殺する様子をインターネットで流した事件は、犯人の厳罰を望む声が裁判所に殺到するなど大きな騒ぎとなりました。この事件の犯人においても、以前からハムスターなど小動物への虐待行為を繰り返していたことが判明しています。最近では、長崎県佐世保市で同級生を殺害した女子高生が、その前段階において繰り返し猫などを解剖しており、また人間の解剖にも興味を持っていたことが報道されています。
解剖実習がきっかけになって、小動物への虐待行為、さらには人間に対する犯罪へとエスカレートする恐れは多いにあるのです。

解剖は生命を卑しむ授業

教育基本法には、「生命を尊ぶ態度を養うこと」も教育の目標として規定されています。6年生の学習指導要領にも「理科」の目標として「生命を尊重する態度を育てる」ことが、そして、道徳の目標として「生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する」ことが示されています。
解剖はこれらの目標に真っ向から反する授業です。「生き物を殺すことによって命の大切さを知る」「解剖もその学習方法の一つ」といった考えが通用するならば、動物虐待犯や動物虐殺を繰り返したうえに殺人を犯した者たちは、命の重さを知った心優しい人間ということになってしまいます。

動物を使わない学習方法が、子供たちにとって最適

動物を解剖しなくても、生き物の体の仕組みを学ぶ方法には、コンピュータを使用した学習法、ビデオ、3Dの模型など様々あります。そのような代替法を使用すれば、何回でも繰り返しでき、また児童一人一人が自分のペースで学習できるなど、多くのメリットがあります。
解剖を行った場合と代替法で学んだ場合では、その知識に差はない、むしろ、代替法で学んだ場合の方が優秀であったことが、海外の研究で証明され、論文が発表されています。つまり、子どもたちに生き物の体の仕組みを学ばせ、知識を身に付けさせたいと本気で考えるならば、こういった、動物を使わない方法で学ばせるべきなのです。

横須賀学院小学校は、「二度と行わない」と回答
新宿区は解剖を中止!

JAVAは解剖の問題点を指摘し、横須賀学院小学校には二度と解剖を行わないことを、新宿区に対しては解剖イベントを中止するよう求めました。
後日、横須賀学院小学校の校長からは「今後一切、動物の解剖授業は行わない」との回答がありました。また、この小学校の運営母体である学校法人横須賀学院に所属する中高一貫校、高等学校についても「中学・高校では解剖の授業カリキュラムはない」と確認でき、横須賀学院の児童徒たちは、これから解剖をやらされないですむのです。
また、新宿区からは、解剖イベントが行われる前に「解剖は行わない」との回答があったのです。

広がりました!ポスター掲示の輪

【不妊去勢手術の徹底を!ポスターキャンペーン】

<<キャンペーン終了のお知らせ>>

たくさんのご協力をありがとうございました!
2014年10月20日よりスタートしました 「不妊去勢手術の徹底を!ポスターキャンペーン」は、
3月31日でもって終了いたしました。

このキャンペーン中に、下記のご報告をいただいているものを含め、
250枚もの、たくさんのポスターを日本全国に貼って、不妊去勢手術の啓発をしていただきました。
多くの皆様のご協力に心から感謝いたします。
キャンペーンは終了しましたが、ポスターはいつでもご提供できます。
(実費送料のみご負担→詳細はコチラ

不妊去勢手術を徹底すれば、殺されるために生まれてくる子犬・子猫はなくせます。
どうぞ、これからもお力をお貸しください。

「ポスター貼ってもらいました!」
嬉しい掲示報告が届いています。

2014年10月20日にスタートしました、このキャンペーン。

Facebookなどで多くの方が拡散してくださったおかげで、スタート後すぐにたくさんのポスターのご希望をいただきました。
本当にありがとうございます!

ポスター掲示のご報告も、ぞくぞくと届いていますのでご紹介していきます。(2015年3月31日現在) →終了しました
キャンペーンの詳細はコチラをご覧ください。

 

ノヤ動物病院

ノヤ動物病院 (埼玉県日高市)

埼玉県の電子部品メーカー

埼玉県の電子部品メーカー O社

竹田町郵便局

竹田町郵便局(福島県二本松市)

岳下簡易郵便局

岳下簡易郵便局(福島県二本松市)

杉田郵便局

杉田郵便局(福島県二本松市)

市民交流センター

市民交流センター(福島県二本松市)

天然温泉「上越の湯」

天然温泉「上越の湯」(新潟県上越市)

美容室TOMOKO

美容室TOMOKO(新潟県加茂市)

パインズ動物病院-新潟県三条市

パインズ動物病院(新潟県三条市)

地域交流施設みんくる

地域交流施設「みんくる」(新潟県三条市)

美容室KEN

美容室「KEN」(新潟県新潟市)

コメリホームセンター三条生活館

コメリホームセンター三条生活館(新潟県三条市)

フィットネスクラブアクティスらんなん店

フィットネスクラブ「アクティスらんなん店」(新潟県三条市)

JR北三条駅

JR北三条駅(新潟県三条市)

ウオロク興野店

スーパー「ウオロク興野店」(新潟県三条市)

JR東三条駅(新潟県三条市)

三条市体育文化センター

三条市体育文化センター(新潟県三条市)

福岡市ボンラパス高宮店

スーパー「ボンラパス高宮店」(福岡県福岡市)

福岡市高宮駅

西日本鉄道 高宮駅(福岡県福岡市)

SHIMOKITA FARM

カフェ・SHIMOKITA FARM(東京都世田谷区)

東文化センター

東文化センター(神奈川県座間市)

栗原コミュニティーセンター

栗原コミュニティーセンター(神奈川県座間市)

埼玉県飯能市スポーツバーB・B

スポーツバーB・B(埼玉県飯能市)

 

保護猫カフェ湘にゃ庵(神奈川県藤沢市)

保護猫カフェ湘にゃ庵(神奈川県藤沢市)

東武東上線 朝霞駅(埼玉県朝霞市)

東武東上線 朝霞駅(埼玉県朝霞市)

JR安達駅(福島県二本松市)

JR安達駅(福島県二本松市)

JR金谷川駅(福島県福島市)

JR金谷川駅(福島県福島市)

加古川・竹本様宅

竹本様宅前(兵庫県加古川市)

加古川・竹本様近く

竹本様宅の近く(兵庫県加古川市)

加古川文化センター

加古川海洋文化センターの掲示板
(兵庫県加古川市)

兵庫県加古川市にある工務店の外壁

兵庫県加古川市にある工務店の外壁

藤好クリニック

藤好クリニック(熊本県熊本市)

福島・渋川郵便局

渋川郵便局(福島県二本松市)

福島・二本松郵便局

二本松郵便局(福島県二本松市)

川越市生活情報センター(埼玉県川越市)

川越市生活情報センター(埼玉県川越市)

東武東上線 柳瀬川駅(埼玉県志木市)

東武東上線 柳瀬川駅(埼玉県志木市)

ユウ動物病院-杉並区

ユウ動物病院(東京都杉並区)

「天空の城 三宜亭本館」天然温泉施設の入口付近(長野県飯田市)

温泉廊下

同左温泉施設の廊下

いぬねこ cafe Lua

いぬねこcafe Lua(東京都町田市)

トリミングサロン

東京都にあるトリミングサロン

福島県にあるJR二本松駅の待合室

仙台市トリミングサロン

仙台市内のトリミングサロン

ペットサロンわんデー

ペットサロンわんデー(東京都杉並区)

男女共同参画センター

横浜市内の施設の掲示板

山口獣医科病院

山口獣医科病院(神奈川県大和市) 

二本松1

福島県二本松市 佐藤様宅の外柵

二本松2

かつみ美容室(福島県二本松市)

二本松3-掲示板

もがみ動物病院の掲示板(福島県二本松市)

二本松4-出入口

もがみ動物病院の玄関先(福島県二本松市)

やまの動物病院-東京都羽村市

やまの動物病院(東京都羽村市)

JR五日市線駅

JR五日市線のある駅

東京都の駅掲示板

東京都にある駅の掲示板

埼玉県の駅掲示板

埼玉県にある駅の掲示板

岡山E-UPHAIRけやき通り

美容院「E-UP*HAIRけやき通り」(岡山県岡山市)

横浜市内の掲示板

埼玉県内の美容院

ガンバ犬猫病院(愛媛県四国中央市)

愛媛県いそざき動物病院

いそざき動物病院(愛媛県四国中央市)

その他、スーパーや図書館、公民館の掲示板や動物病院、動物霊園での掲示のご報告をいただいています。
これからも皆様からのポスターのご依頼、そして掲示のご報告をお待ちしています!

竹田町郵便局

竹田町郵便局(福島県二本松市)

<米国>ミシガン州、解剖実習に関する方針

2014年11月1日

米国の動物保護団体PETAとの長い話し合いの末、ミシガン州教育委員会は「解剖実習における選択方針」を採択した。これにより州内157万人以上の生徒が、残酷な解剖実験を強いられることなく最新のコンピュータソフトまたは人道的な方法で解剖を学ぶことができるようになった。

PETA’s Animal Times Issue 3, 2014より

以下がミシガン州教育委員会が採択した方針です。

ミシガン州教育委員会による動物解剖実習を拒否する生徒に対する方針

 ミシガン州教育委員会では、道徳的、倫理的、宗教的思想やその他様々な理由により動物の解剖実習に対し反対する生徒が急激に増えている事実を考慮し、動物を使わない方法(コンピュータシミュレーションソフト等)の利用を可能にした。また、代替法を使えばさらに学習は効果的になり、費用削減にもつながると当委員会は認めている。代替法を希望する生徒には随時対応し、教育と学習の環境が誰にとっても開放的であるように整えること、また解剖に反対する学生に対し懲らしめるための罰を与えてはならないこと、という点で主要な科学教育団体とも合意した。

  • 動物の解剖実習に反対する生徒に対し、代替法を許可する旨を学区ごとに明文化すること。生徒から文書で要求があった場合、教師は代替法を用いて実地能力を学ばせること。
  • 教師は、上記のような生徒に解剖の授業を見学させてはならず、代替法(シミュレーションソフトを使って単元を終わらせるなど)を用いて必要な能力をつけさせること。代替課題は解剖実習と同等レベルのものを教師自らが選ぶこと。
  • 解剖実習を欠席したことで生徒が罰せられたり差別を受けたりしてはならない。
  • 動物を利用する他の授業で不安を感じたり、周囲の理解を得られなかった場合、生徒は主任教師/学校長に相談することが可能である。

Michigan Department of Education: Michigan State Board of Education Policy Student Options for Animal Dissection Coursework

不妊去勢手術ポスターキャンペーン

<<キャンペーン終了のお知らせ>>

たくさんのご協力をありがとうございました!
2014年10月20日よりスタートしました 「不妊去勢手術の徹底を!ポスターキャンペーン」は、
3月31日でもって終了いたしました。

このキャンペーン中に、ご報告をいただいているものを含め、
250枚もの、たくさんのポスターを日本全国に貼って、不妊去勢手術の啓発をしていただきました。
多くの皆様のご協力に心から感謝いたします。
キャンペーンは終了しましたが、ポスターはいつでもご提供できます。
(実費送料のみご負担→詳細はコチラ

不妊去勢手術を徹底すれば、殺されるために生まれてくる子犬・子猫はなくせます。
どうぞ、これからもお力をお貸しください。

 

「不妊去勢手術の徹底を!ポスターキャンペーン」スタート!
ご協力をお願いします

不妊去勢ポスター2014

30年前に比べれば徐々に減ってきてはいますが、それでも今なお、年間17万3千頭もの犬猫が殺処分されています(環境省平成24年度データ)。その中の半数は離乳さえしていない子犬、子猫です。殺されるためだけに生まれてくる...こんな悲しい命をつくらないために、私たちにできることがあります。

今回JAVAでは、「不妊去勢手術を知らない」、「自分が飼っている犬猫に手術をせずに、むやみに増やしている」、そういう飼い主を対象に新しく作った「不妊去勢手術啓発ポスター」を活用するキャンペーンを行うことにいたしました。


キャンペーンの目的

  • 殺処分ゼロ実現のために不可欠な不妊去勢手術の徹底を啓発する。
  • 不妊去勢手術を知らない飼い主、自分が飼っている犬猫に手術をせずに、むやみに増やしているような飼い主に手術をするよう促す。

キャンペーン期間

2014年10月20日(月)~2015年3月31日(火)

ご協力いただきたいこと

  • JAVAが作成した「不妊去勢手術啓発ポスター」(B4サイズ/縦364mm×横257mm)を多くの場所に貼ってください。
  • 貼ったことをJAVAにご報告ください。(よろしければ貼った場所や貼った様子を撮影した写真をJAVAのウェブサイトなどで公表させてください)

ポスター代と送料

できるだけ多くの皆さまにご協力いただきたいことから、ポスターは無料にてご提供しております。またキャンペーン中は送料も無料とさせていただきます。

キャンペーン参加方法

  1. JAVA事務局に「不妊去勢手術啓発ポスターの郵送」をご依頼ください。その際、お名前、郵便番号、ご住所、お電話番号とご希望枚数(1~5枚)をお知らせください。
    ※1回にご注文できるのは5枚までです。注文回数に制限はありません。JAVA事務局  TEL.03-5456-9311 FAX.03-5456-1011
  2. JAVAからポスターをお届けします。
    ※送料節約のため二つ折りにして封筒に入れてのお届けになります。
    ※発送作業の都合上、お届けまでに1~2週間かかることがございます。
  3. JAVAから届いたキャンペーンポスターを、人の目に留まる場所に許可を得て貼ってください(例:ご自宅の塀、動物病院、店舗、町内会や公園の掲示板など)。
  4. 下記の情報をJAVAに送ってください。写真の公開が可能であれば、貼った様子を写真に撮り、その写真も一緒に送ってください。
    ・お名前とお電話番号
    ・貼った場所(例:◆◆様宅の家の塀、●●動物病院、▲▲町内会の掲示板、■■スーパーなど)
    ・貼った場所の住所(県名と市町村名)
    ・どこまで公開することが可能か(例:写真のみ、写真と名称、全て(写真・名称・住所))
  5. 送っていただいた写真や場所(例:●●動物病院(××県○○市))をJAVAのウェブサイトなどに掲載します(公開の許可がない場合、掲載はいたしません)。
    ※お送りいただいた写真や情報は今回のキャンペーン以外には使用いたしません。

皆さんのご参加をお待ちしています。
「殺処分ゼロ実現」への大きな鍵を握る不妊去勢手術を徹底させ、不幸な犬猫を一日でも早くなくすために、私たちもできることをやっていきましょう!


皆さんが貼ってくれた写真を紹介しています!
広がっています!ポスター掲示の輪

【東日本大震災】 「家族である犬や猫と暮らしたい!」

【東日本大震災レポート】

※2014年5月発行の「JAVA NEWS No.92」の記事をアップしました

「家族である犬や猫と暮らしたい!」
あの日から3年。いまも、離ればなれになったまま…。

2011年3月11日。あの日、地震、津波、火事、原発事故といった未曾有の災害が日本を襲いました。改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、被災された皆さまへお見舞い申し上げます。
そして、たくさんの動物も命を落としました。助けられなかったことの無力感は消すことはできませんが、人災によって失われた命もとても多かったことを忘れず、その教訓を今後の災害時には必ず生かしていかなければなりません。

報道が伝えた分断生活

今年の1月29日(水)、NHK「ニュースウオッチ9」の『厳冬の飯舘村 飼い主を待ち続けて』という特集で現在の避難状況が報じられました。福島原発の事故で避難を強いられ、動物を飼えない仮設住宅に住んでいる方々の中には、犬や猫を自分の家に残してきている場合もあります。
この番組が 取材していた 福島県の飯舘村では 今も およそ 200 頭 の犬とおよそ 400 頭の 猫が飼い主と 離れて暮らしているそうです。

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2~3日におきに来る飼い主を待つ飯舘村の犬たち

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写真提供 緊急災害時動物支援ネットワーク


 

家はあれども

福島原発事故によって今も3つの避難指示区域がある福島県。幾度かの見直しが行われ、2013年4月に新たに区域分けされました。
飯舘村は、現在3つの区域に分かれていますが、原発事故直後は20キロ圏内ではなかったため、立入禁止区域にはなりませんでした。地震の被害は小さかったものの放射線量が高いことから全村避難を決行、残された犬や猫が非常に多く、世話をしようとたくさんのボランティアが訪れるようになりました。その活動は3年経った今も続けられています。しかし住民の中には、ボランティアに対して「世話をしてほしくない、信用できない」という方もいると聞きます。遠くから通って動物の世話をするだけでも大変なのに、さらに村の自警団の方や飼い主から信頼してもらうことが必要なのですから、本当に大変な活動です。もちろん一番いいのは、一刻も早く飼い主さんの元で一緒に暮らすことですから、その道を探らなければなりません。

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ほぼ毎日世話に通う人がいるところには、周りの猫たちも集まってくる。飼い主の同意を得て18頭全てに不妊手術を行ったとのこと。
写真提供 緊急災害時動物支援ネットワーク

飯舘村の事情

この報道がされた後に、飯舘村に現状を確認してみたところ、仮設住宅が動物との同居が不可である理由は、次のようなものでした。
・狭い中での共同生活で、動物が嫌いな人やアレルギーの人もいるため、同意が得られない。
・そのため、全村避難が始まった当初から、出来る限り、動物保護団体等に預けることを推奨した。

確かに、飯舘村に住んでいた方で、犬を預けたという話を聞いたことがあります。またこのJAVAの問い合わせに答えてくれた職員の方も遠方の団体に愛犬を預けたそうです(残念ながら高齢だったためすでに死亡したとのこと)。動物を預けた方がいい場合もあるでしょう。しかし離れて暮らす飼い主と動物をそのままにしておいていいはずがありません。

そのためJAVAからは、環境省が「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(指針)」を作成し、「同行避難」を原則としたこと、富岡町と川内村では、「緊急災害時 動物救援本部」の義援金を受けて、仮設住宅の敷地にペットシェルターを建てたことなどを伝えて、再度、仮設住宅でも工夫して動物と暮らせるよう要望しました。難しい問題は多々あると思いますが、すでに3年という月日が経っていることや飼い主と動物のことを考えれば、この報道を見直すきっかけにしてもらいたいと思います。飯舘村には、ニュースを見て、やはり心配した人たちから何とかしてほしいと願う電話が入っていたそうです。

2014fukushimamap

首相官邸ウェブサイトの地図

 

仮設住宅での同居は進んだか?

震災直後から、動物と一緒に住めない仮設住宅があるという問題に対して、JAVAでは早速、全ての住宅で同居が可能だった岩手県は除き、福島と宮城の自治体に対して、2011年当時にアンケート調査を行いました。そして同居不可と回答のあった福島の9つの市町村、宮城の1つの町、合わせて10の自治体に対して要望書を送りました。

2011年当時にアンケート調査

について、詳細は以下のページをご覧ください。
仮設住宅での動物同居に関するアンケート

仮設住宅での動物同居に関するアンケート結果

「HELP!東日本大震災の被災動物たち/JAVAスタッフブログ」より

今回改めて、当時同居不可と答えた自治体の現状はどうなっているかを、調べてみました(電話による聞き取り調査/下記表参照)。

●仮設住宅における動物との同居可否(JAVA調査)

市町村

2011

2014

現状

福島県

いわき市

×

×

整備中の災害公営住宅では、1512戸中140戸を「ペット同居可」の住居とする(2014年6月~12月頃入居可予定)。ペット連れ専用のエレベーターを用意するなど、「住み分け」に配慮した構造となる。

須賀川町

×

×

現在も不可、飼っている人がいるかもしれないが把握していない。要望もトラブルの報告もない。

鏡石町

×

その後、区画を決めてペット同居可能住居を用意したが、希望がないまま現在に至る。今後同居希望者の入居者が居ればその区画に入ってもらう。

白河市

×

2011年12月からペット同居可とした。特に隔離はせず、室内飼育が条件。市に届け出と念書を出してもらった。トラブルはなし。

国見町

×

住民から要望やトラブルの報告もないが要望が出れば検討する。

西郷町

×

住民から要望やトラブルの報告もないが要望が出れば検討する。

矢吹町

×

×

要望があっても不可だが、これから建設する災害公営住宅では希望があるので検討する。

広野町

×

×

住民から要望が来たこともあるがお断りした、その後相談に乗るといったことも特にしていない。

飯舘村

×

×

現在も不可、預けることを推奨している。

宮城県

大郷町

×

住民から要望やトラブルの報告もないが要望が出れば検討する。

※xは同居不可、△は検討、○は同居可。
※避難者数はまちまちで、多いところではおよそ1,500人、一方100人以下のところもある。

JAVAからの要望を受けて、2つの自治体が動物との同居を認めるようになり、3つの町では住民の要望には柔軟な対応をしていたことがわかりました。しかし半数は、同居不可のままであったことは残念です。トラブルの報告はなかったのかもしれませんが、動物を手放したり、不便な借り上げ住宅を選んだり、泣き寝入りしていたとも考えられます。飯舘村のように問題が表面化しなかっただけかもしれません。

復興公営住宅に期待

現在、岩手、宮城、福島では避難者向けの公営住宅を建設しています。
福島県の行う「第二次福島県復興公営住宅整備計画」では、『 一部について、ペットが飼育できる住宅も整備します。』との記載がされています。これは評価できることですが、反面、次の記載がやや気になります。『建設や入居に当たっての考え方については、設置する市町村が定めます。』ここでいう『ペットが飼育できる住宅』というのは、県営の住宅に対してのことで、市町村が作る住宅はまた別の規約になるのかもしれません。

岩手県と宮城県に問い合わせたところ、宮城は「復興公営住宅は全て市町村営なので、県は関与していない」、岩手は「県営と市町村営があり、市町村は入居希望者の意向を聞いて、同居できる戸数などを決めているはず。県営も同居可能な住宅はあるが、市からの要請を受けてのこと」とのことでした。

復興・災害公営住宅は、土地の確保、自治体職員や建設作業員の不足、工事入札の不調、東京オリンピックの影響といった様々な問題で、建設自体遅れているという指摘もされています。そのように復興までまだまだな厳しい状況ですが、県営、市町村営にかかわらず、動物を連れて入居を希望される方々が全世帯入居できるように、私たちも関心を寄せ、後押ししていきましょう。

<福島県への要望先>
福島県庁
〒960-8670 福島県福島市杉妻町2-16

●復興住宅担当課
TEL:024-521-8049  FAX:024-521-9823
お問い合わせメールフォーム

●生活拠点課
TEL:024-521-8617  FAX:024-521-8369
お問い合わせメールフォーム

「アニマルライツフェスタ」でお会いしましょう

2014年10月15日

このイベントは終了しました

10月26日(日)毛皮反対デモ行進&アニマルライツフェスタ
in 渋谷・代々木公園

2014/10/26毛皮反対デモ行進 参加者募集!!!

NPO法人アニマルライツセンター(ARC)が主催する「アニマルライツフェスタ」という動物イベントが開催されます。

おいしいVEGAN料理を食べながら、
楽しいアニマルライツなミュージシャンの音楽を聞きながら、
動物を犠牲にしないライフスタイルや、動物を守る方法を学ぼう!

今年で3回目を迎え、お料理やライブも充実。

JAVAも毎年ブース出展させていただいており、動物実験の実態を伝えるパネル展示やチラシ配布、コスメガイド、オリジナルグッズの販売を行ってきました。
それらに加え今回は、新しく完成した『毛皮反対を訴えるポストカード』の販売や『不妊去勢手術啓発ポスター』の無料配布もいたします。

毛皮とさよならハガキ

5枚セット300円

不妊去勢ポスター2014

不妊去勢手術啓発ポスター

また、毎年恒例、8年目を迎えた「毛皮反対デモ行進 in 東京」 も行われ、フェスタ会場からの出発となります。
デモは13:30集合/14:00出発です。

皆さまのお越しをお待ちしています!!!

 

FUR FREE WEEK (2014/10/18~10/26)

毛皮反対デモ・イベント、全国で展開中!お近くの街のイベントをぜひチェックしてくださいね。

 

VICTORY!コーセーが動物実験廃止を公表!

コーセー「2013年上期より廃止」「今後も行わない」
動物実験廃止企業が新たに誕生しました!

 

去る9月10日、JAVAを含む3つの動物保護団体で構成する「美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会(CFB)」がコーセー本社を訪れ、化粧品の動物実験廃止を要望。

それに対して9月29日、コーセーより「2013年上期より動物実験を廃止しており、今後も行わない」との書面による回答が届きました。資生堂、マンダムに続く快挙です!

2014.9.10コーセーに署名提出

昨年の資生堂、マンダムに続いて、動物実験の廃止を決断・公表する企業が新たに誕生しました!
「美しさに犠牲はいらない」と声をあげ続けてくださった皆さんの思いが実を結びました!

詳しくは、ウサギを救え! 化粧品の動物実験反対キャンペーンのサイトをご覧ください!

毛皮を扱わないブランドを追加しました

2014年9月4日

9月に入り、季節もファッションも秋めいてきました。

「毛皮をもう見た~」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

大好きなブランドには、毛皮は動物を殺してとる残酷な素材だから使ってほしくない!、とぜひ伝えてください。

そして、毛皮を扱わないと宣言したブランドを応援しましょう。

2つのブランドを追加しましたので、当サイトの「日本で買える毛皮を扱わないブランド」を参考にしてくださいね。

毛皮にされるため殺されたタヌキ

毛皮にされるため殺されたタヌキ

<米国>動物実験削減に繋がる小さなチップ

2014年9月1日

2014年7月21~22日に、米国科学アカデミーが、科学界の注目を集めてきた臓器チップ(Organ-on-a-chip)技術の可能性についての会議を開催した。この代替法モデルによって、化学物質や薬品検査は、正確さやスピードの面でまったく新しいレベルに達することになりそうである。重要なことは、このモデルが、肺、肝臓、心臓のような臓器に特有のヒト細胞の配列を使うことを重視し、動物実験を過去のものとしている点である。

この会議からちょうど一週間後、億万長者であるハンスユルグ・ヴィース氏が資金提供するエミュレート社が、臓器チップの開発に乗り出すと、ハーバード大学のチップ開発チームが発表した。この新しいバイオ技術の会社は、臓器チップを商業ベースに乗せ、研究所への売込みを始めることになるであろう。FierceBiotech.comのウェブ記事は、エミュレート社のCEOのジェームズ・クーン氏の「動物実験削減に大きく繋がっていきそうである」という言葉を引用している。

翌月、ドイツの革新的な科学者ウーベ・マルクス博士は、自ら創設したティスユース社を紹介し、この会社では、スマートフォンとほぼ同じ大きさの装置の上に置かれた4つの臓器チップを結合させ、主要なヒト組織に対して薬品や化学物質を同時に検査することが可能であると、第9回国際動物実験代替法会議で発表した。その会議は、AAVS(アメリカ動物実験反対協会)の関連団体であるARDF(代替法研究開発基金)も共催していた。

チェコ共和国の首都プラハで開かれたこの第9回国際動物実験代替法会議会議では、商業ベースに乗った検査用の細胞や組織培養システムが数多く展示されており、特に化粧品用のものが多かったが、それは2013年発効の法律により動物実験された化粧品はヨーロッパの国々では販売できないからである。また、各社は、動物を使わないで化学物質の安全性を評価するための高性能な装置を展示していた。

さらに、この会議で、ARDFは資金提供する2014年度のプロジェクトを発表した。その中には、初期の開発段階にあるパーキンソン病研究のためのミニブレインも含まれていた。ARDFは、インビトロ・サイエンス研究所が選んだ専門的科学評論家の評価のおかげで、ごく初期の開発段階にある新しい手法開発にも資金援助ができるのである。この会議に出席していたある科学者は次のように述べた。「動物実験に代わる代替法は、特に基礎的な病理研究に必要なものである。ARDFという組織があって、すべてを前に進める力になってくれるのはすばらしいことである」

「This Little Chip Went to Market」
AAVS AV magazine 2014 No.1-3より
(翻訳:JAVA翻訳チーム)

<オーストラリア・米国>潜入調査:ウールのために、殴られ、踏みつけられ、切られ、殺される羊

2014年9月1日

ウールの犠牲になる羊

立ち上がることができなかったこの羊は、毛を刈られた後、水も与えられず外に放置された

ウール輸出量世界トップのオーストラリアとアメリカの羊毛の刈りこみ現場で、米国の動物保護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々)による初の潜入調査が行われた。

この調査で、羊を殺したり、顔面を殴ったり蹴ったり、鋭利なハサミやハンマーなどで頭を刺したり叩いたり、足を切断するといった、毛刈り職人たちによる残虐な行為が明らかとなった。ある職人は、何度も羊の首をひねって曲げて骨を折った。さらに数十頭の首や前脚を曲げ、ひねり、またその上に飛び乗って自分の体重をかけた。羊の目に指を突き刺していた事もあった。

調査ビデオを見たならば、誰もがウールのセーターやストールを買うのをためらうだろう。PETAのビデオにおさめられたのは、オーストラリア随一の羊毛生産地であるヴィクトリアとニューサウスウェールズ、そしてサウスオーストラリアの19か所の毛刈り小屋で行われた虐待のほんの一部に過ぎない。農場を調査した調査員らは、虐待を行っている9つの業者の下で働く70人の毛刈り職人をビデオにおさめた。これらの職人は、毎年400万頭以上の羊の毛を刈っていると思われる。

アメリカではコロラドやネブラスカ、そして国内2番目の羊毛生産地であるワイオミングにまたがる14か所の農場で、毛刈り職人による羊の虐待、放置が記録された。アメリカでは2013年には370万頭の羊の毛が刈られた。

羊たちには刈りこみ前に食事と水は与えられない。弱って、人への抵抗が最小限になるからだ。ある毛刈り職人はこう説明した。「自分が24時間絶食した後に、だれかに襲われることを想像してごらん。戦う気力なんかなくなるだろう。」 しかし、この弱った羊が押さえつけられる恐怖でパニックになると、職人たちは羊の頭や首を踏みつけ、放り投げ、頭や体をかたい木の床に叩きつけた。毛刈り職人の報酬は、多くの場合時給ではなく刈り取った毛の量によって決まる。そのため、職人は急いで乱暴に作業をするので、羊の体にひどい傷を負わせることになる。

 毛刈り職人たちは、鎮痛剤も与えずに、毛刈りによって羊が負った血だらけの裂傷を針で縫っていた。PETAの調査員が見た限り、獣医師が怪我をした羊に医学的処置を施すことは一度もなかった。羊を去勢するときは、麻酔なしで子羊の陰嚢にきついリングを付けた。このリングで羊の睾丸が思ったように取れないと、毛刈バサミで陰嚢と睾丸を切り取った。

怪我をして使い物にならなくなった羊は、他の羊たちの目の前で撃ち殺され食肉用に解体されていた。毎年、ウール用に適さなくなった個体を含む何百万頭という羊がオーストラリアから中東や北アフリカに食肉用に輸送される。船内にぎゅうぎゅう詰めにされるため、輸送中に死んでしまう羊もいる。生き残って無事に目的地に到着した羊も、意識がある中、喉を切られ、殺される。(2014年秋)

●閲覧注意● 以下ふたつの動画には残酷な場面があります


PETA Asia-Pacific: Undercover Investigations: Sheep Punched, Stomped On, Cut, and Killed for Wool
PETA:australia-us-wool

(翻訳:JAVA翻訳チーム)

市民病院で、子どもがブタの心臓で医療体験

<教育プロジェクト>

子どもがブタの心臓で医療体験
横浜市立市民病院、今年から動物使用を廃止!

2014年8月23日、横浜市立市民病院(以下、市民病院)で開催された、子どもに医療の現場を体験させるイベント「一日メディカルパーク2014」のなかで「ブタの心臓に人工弁を縫合する体験コーナーがあった」と市民の方々からJAVAに通報がありました。
この様子はNHKのニュースでも流され、映像を見た方たちからは「小さな子どもたちが動物の臓器を触っている光景にゾッとした」「医療機関が命を粗末にしている」「佐世保事件を誘発させるものだと思う」といった声がありました。

医療訓練には多くの代替法がある

今回のイベントでも、本物のブタの心臓を用いる必要性はなく、模型で体験させれば十分であるにもかかわらず、あえてブタの心臓を用いたというのは、「イベントをインパクトのあるものにしよう」「子どもたちを驚かせよう」といった主催者側の軽率で安易な考えがあったとしか言いようがありません。
採血、挿管や手術をはじめとした医療技術を学ぶ方法には、生体や死体を使用する以外に、コンピュータシミュレーション、精巧なマネキンや3D模型など様々な代替法があります。これらを使って学習すれば、手技の過程を繰り返し訓練できたり、一人一人が自分のペースで行うことができるというメリットがあります。このように動物を用いない学習・訓練プログラムやキットは多数開発され、欧米の医学部や獣医学部をはじめ、医師の訓練にも利用されています。

献体制度とは明らかに異なる

獣医学生の実習において、飼い主から提供を受けた動物の死体、つまり献体を利用する方法が欧米では多くの大学で採用されています。死体という点は同じでも、この献体は、「その動物が治療を施すことができず、そのまま生かしておくことの方が苦しむことになる重大な傷病を患い、獣医学的な判断と、心からその動物を思う飼い主による判断によって、苦痛のない方法で死に至った」、つまり、安楽死となった動物や自然死した動物の遺体を飼い主の承諾のもと獣医学実習に利用しています。人間の献体システムとただ一つ違うのは、その動物の意思は確認できないので、飼い主がその代理をしている点です。
それに対して、今回利用されたのは、臨床現場の医師や医学生が実習等に用いるブタの心臓、つまり食用や実験用として殺されたブタであり、献体の状況とはまったく異なります。「どうせ処分するか腐敗する臓器を活用してやっている」「教材にすることで無駄にしないでやっている」といった感覚に陥り、死体をモノのように扱うことになり、参加した子どもたちのみならず、病院職員全体の生命軽視にもつながる恐れがあります。

JAVAの指摘で、動物使用が廃止となる!

JAVAは横浜市に対して、臓器の利用であっても、動物の体を実験・実習に利用するという行為には問題があることを指摘した上で、生体・死体を問わず、二度と動物を用いないよう求めました。しかし、市民病院の回答は、「今後開催する講座については、JAVAからの意見を踏まえ、検討していく」に留まっていました。
そのため、JAVAでは翌2015年の開催も注視していたところ、今年の告知では、動物やその臓器を用いた講座は見受けられませんでした。そして、このイベントの担当である市民病院の総務課長に確認し、「前年のJAVAの指摘を受けて、2015年より、『一日メディカルパーク』では、生体・死体(臓器を含む)を問わず、動物を一切用いないことにした」との回答を得ることができたのです。

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このようにJAVAの指摘を受け入れる機関もあれば、頑なに解剖実習に執着する教育機関もあります。子どもや社会への影響を考えた場合どうすればいいのか、これからもJAVAは主張を発信し、活動を続けていきます。

<米国>ネスレとユニリーバが動物福祉に関する新公約を発表

2014年9月1日

ネスレは「最悪な習慣を廃止し、良い習慣を促進し、それ以外を改善する」ことを目指し、畜産動物の福祉対策を進めていくことを2014年8月21日発表した。この世界最大規模の食品メーカーは、極度に狭いスペースでの飼育、尾や角の切除、麻酔なしの去勢などの畜産業界による目に余る悪習に福祉対策の焦点を絞るつもりだという。また同社は、7,300の動物由来品の供給業者にも、抗生物質の使用制限などを盛り込んだ基準を設けることも発表した。

ユニリーバは食料品店にヘルマンズ・マヨネーズやベン&ジェリーズ・アイスクリームなどの主力商品を卸しているが、ネスレと同様の声明を発表するなど、近年では畜産動物の福祉に配慮するようになってきている。2014年9月には、卵から産まれる前にひよこを性別鑑別するための研究に出資することを明かにした。この技術が実用化されれば、毎年大量の雄のひよこが孵化しては高速グラインダーによって殺処分されるのを未然に防げる可能性もある。

ネスレとユニリーバのこのような動きは期待をもたらすが、どちらも、それぞれの公約をいつ実施するのかといった予定なども定めておらず詳細に欠けている。

AWI Quarterly Fall 2014 vol.63 No.4 by Animal Welfare Institute

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KEITHWELLWR/USDA

<米国>「動物はそれぞれが個々の犯罪被害者として認められる」オレゴン州最高裁が判決下す

2014年8月1日

2009年にオレゴン州ユマティラで、多数の動物を飢餓状態にさせ、世話を怠ったとして男が逮捕された。陪審員はその男に20件の第2級動物虐待の有罪評決を下したが、判決公判では、20件の訴因が一つの有罪判決にまとめられてしまったのだ。裁判官によると、法律上、動物は被害者とならないからだという。その結果、被告はたった「1つ」の罪を犯したということで、わずか90日間の刑務所入りと執行猶予3年を言い渡されたのである。

幸いなことに州がこの判決を不服として控訴し、控訴審では、当裁判においてはそれぞれの動物は個別の犯罪被害者であるという判決が下された。2014年8月には、オレゴン州最高裁がこの決定を支持した。動物にも個々のアイデンティティーがあるということが、少なくともオレゴン州では公認されたわけである。

「Oregon Supreme Court Recognizes that Animals Can Be individual Crime Victims」
AWI Quarterly Fall 2014 vol.63 No.4より
(翻訳:JAVA翻訳チーム)

<米国>解剖実習が生徒による選択制に

2014年8月1日

2014年初め、ニューハンプシャー州とミシガン州が、幼稚園から高等学校を卒業するまでの13年間、生徒に対し、動物の解剖実習の代わりに代替法を用いる権利を認めた。カリフォルニア、コネティカット、フロリダ、イリノイ、ルイジアナ、メイン、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、ニューメキシコ、ニューヨーク、オレゴン、ペンシルベニア、ロードアイランド、バーモント、バージニアの16州では、すでに同様の法律や政策がある。

解剖に代えて代替法を採用する傾向は強くなっており、事実、米国の動物保護活動を支援するための研究や情報提供を行う組織HRC(Humane Research Council)が7月に行った調査によると、アメリカの成人の77%が、「生徒は動物の解剖実習を拒否する権利を有する」と考えている。

米国の動物保護団体AAVS(アメリカ動物実験反対協会)の教育部門のAnimalearn は、米国の全州で教育における動物使用をなくしていくための取り組みのひとつとして、「米国生物教師協会」や、米国最大の理科教師の組織である「全米理科教師協会」が主催する会議など、様々な会議に出席している。

また解剖やその他、授業での動物使用に代わる代替法情報を提供する「サイエンスバンク」を運営しており、ここから情報を得た教師の62%以上が、貸し出された動物使用の代替製品を使い、そのうちの88%が、代替法は、「動物使用に代わるものとして役立つ」と感じた。

AV Magazine (American Anti-Vivisection Society) 2014 No.1-3

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